アリギリスな毎日

東京賃貸2人暮らし:年間生活費300万円目標 +旅費。そんな暮らしを綴る日記です

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人の命を預かる仕事、責任は重く、怖かったです

私は介護ヘルパーの仕事をしていた時、最後の方はとても怖かったです。ターミナルケアと言って終末期の方々を見ることが多くあったのですが、とても恐かった。何が怖いかと言うと誤嚥させてしまことが怖かったです。

誤嚥をすると肺炎を起こし、高齢者は死にも繋がります。世界中の介護現場がどうなっているのか分からないですが、日本はわりと最後まで食事を食べさせたり、水分や薬を飲ませたりするように思います。

でも、様々な要因で、終末期になれば、本人はほとんど口や喉を動かさない状態になります。(だから終末期なんだと思います)

本人に動かす意思がない場合、食事や水分を取らせたりするのは、誤嚥の可能性が高まります。でも生命を維持させるのには栄養や水分が必須です。だから食べられない方は、胃ろう(※腹壁を切開して胃内に管を通し、食物や水分や医薬品を流入させ投与するための処置)も増えます。

胃ろうをしていない場合は、ヘルパーが介助しつつ食事や薬を飲んで頂くのですが、食事介助に時間が掛りすぎると他の仕事が回らなくなるので焦りますし、多く食べさせた方が良し、とされる雰囲気もあるのでプレッシャーもありました。

水分と薬だけはせめて取って貰いたい、と言われればそれもプレッシャーに。かといって無理をすれば誤嚥にもなるので、食事介助がなにより一番負担でした。

死亡の原因が、低栄養や脱水、薬の飲み忘れになることを恐れてのことなのか、精一杯のことをやりました、ということが大事なのか、そのあたりのことはよく分かりません。いずれにせよ、もう何もせず静かにお迎えを待ちましょうか?とは看護師や介護士からはおそらく言わないと思います。

もし自分だったら、意思能力が無い状態で口を動かさなくなったら、もう何もせず、静かに見守って欲しいと思っているけど、でもその為には意思能力があるうちに、そのようにハッキリ家族に話すか、自分で書き残すなどして置かないと難しい。

だから私は書きましたし、家族にも訊くようにしています。いつの日か、親がそのような状態になった時、本人の意思能力がない場合は、家族が胃ろうなどを決断しなくてはいけません。とても重い決断です。

終末期医療の考え方は、今後少しずつ変わっていくように思いますが、軽々しい事ではないので、時間はかかりそうですね…。でも自分や自分の家族のことだから、現場任せでなく、まずは個々が真剣に考えて行くことだなと思っています。